2016年12月20日火曜日

2016 winter


MUJIでの展示にご来場頂きありがとうございました
長いようであっという間でした

今回の展示は
個人的にとても意味のあるものに

母になって初めて描いた作品たちでしたので
お別れするのも少々寂しくもありますが
達成感でいっぱいです


気づけばもう年末
気づけば息子ももう1歳


毎日毎日
もう
今日のことしか考えられません
隙間がなく
息子を寝かした後に床の上に倒れ込み
そのまま寝落ちしてしまうこともしばしば
こんな風に日々を過ごすのは
初めてのことのように思います

母の個展に連れてこられた息子は
展示ってなあに?
この机おいしいや
といった感じで
絵にはなかなか興味を持ってくれませんでした

これも
とっても大切な思い出です


2016年とっても嬉しかったお仕事

名作イプセンの人形の家
カバーイラストを描かせて頂きました

デザイナーの只野さんも
私と同じくワーキングマザー
イラストレーターになりたての頃から
お仕事をさせて頂いていました

彼女も0歳の子を育てながらばりばり働く日々
育児のお話もしながら
共鳴しながらの今回のお仕事は
とても充実した特別のものとなりました


こちらもまた感動的なお仕事
雑誌tocotocoの最後のページにて
私の連載がスタートしました

毎号 育児エピソードを
1枚の絵に込めてお送りします

私の母もかつて
私と妹を育てながら
赤ちゃんとママのための雑誌で
イラストの連載をしていました

その後を追いかけることになるとは



他にも連載は始まっています

こちらは雑誌クーネル
5人のミニエッセイの挿絵です


雑誌 婦人之友にて
題字と帯のイラストを描かせて頂いています
季節ごとに変わる予定です

他にもいくつか
引き続きありますので
また追ってお知らせします

年上の女性たちのための
雑誌などでのお仕事が
ここ最近増えました
背筋がのびます
ぴしっ

研究して参りたいと思います







2016年9月2日金曜日

MOTHERHOOD


ご無沙汰しています
1年以上ぶりの投稿です

昨年から産休を頂いていました
今は0歳の息子の育児をしながら
お仕事を再開しています

そして
本日より個展がスタートしました
再び新宿のCafe&Meal MUJI新宿にて
11月9日までです

展示のタイトルは
MOTHERHOOD

初めての育児で
いっぱいっぱいな毎日
頭の中は子どものことでぱんぱんです
出産も育児も思っていたものと違い
なんだか世界の見え方も変わりました

今だからこそ描ける絵を描きました
息子の寝ている間に
起こさないように
そーっと静かに描きました

詳細はこちら

作品の販売はこちら

それから







それから
CINRAさんより
3種のロンパースを作りました
どれもしっかりとした生地で良いです
ご購入はこちらから
サイズは80からなので
うちの息子ももう少ししらたジャストサイズなはず


初めてのことですが
国語の教科書に挿絵を描きました
今の学生さんが使用している教科書です
そういえば夏休みも終わりましたね
学校図書の中学校国語1では森鴎外の木精
三省堂の現代の国語1ではヘルマン・ヘッセの少年
大人になってみて
国語の教科書を読むと本当に面白い
挿絵もたっぷりですし


角川春樹事務所の文芸誌ランティエでは
江國香織さんの連載
なかなか暮れない夏の夕暮れ
扉イラストを描かせて頂いていました
次号がクライマックスです
出産をまたいでの連載でした
読書家の主人公を追っていると
本がもの凄く読みたくなるのです


今現在は
家庭画報にて唯川恵さんの連載
恋愛小説
残秋に満ちゆく
挿絵を描いています
育児の中での恋愛ものは不思議と
へとへとな毎日の癒しとなっています


息子の離乳食は
今のところ1日2回
写真は始めたばかりの頃の10倍粥
離乳食作りは絵の具の調合のようで
まぜまぜする時間は
とてもクリエイティブです
子育て自体も
とってもクリエイティブなことだと
毎日強く感じています
絵を描くことと似ていると思います